今まで作ってきたプログラムに以下の変数を追加していきます。
- 年率期待リターン:μ
- 標準偏差:σ
- 初期投資額:S0
1年後の資産 を\( S_{1} \)、初期投資額 \( S_{0} \)とすると
\( S_{1} = S_{0} \times (1+\mu+\sigma dW_t)\)
\(dW_t\):標準正規分布確率における生成値
まずは定数で、年率期待リターン:20%、標準偏差:20%、初期投資額 \( S_{0} \)=100(万円)が1年後\( S_{1} \)となる時の\( S_{1} \)の分布図をヒストグラムで表現します。
変更点は
function getRandomValue() {
var x, y, z, s;
for (let i = 0; i < 100000; i++) {
x = Math.random();
y = Math.random();
z = Math.sqrt(-2 * Math.log(x)) * Math.cos(2 * Math.PI * y);
s = 100 * (1 + 0.2 + 0.2 * z); //初期資産100,リターン20%,リスク20%
nd.push(s);
}
}
結果は以下の通りです。
平均で120(万円)、マイナスになる確率は約16%ですね。
データ | 数値 |
---|---|
個数 | |
平均 | |
分散 | |
標準偏差σ | |
中央値 |
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